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2017年2月26日

体力がないと客室乗務員(CA)にはなれない?

皆様こんにちは。

客室乗務員(CA)のさやかです。

暦の上では春を迎えたと言えど、もう少し寒さが続きそうですね。

さて、今回はタイトルにもある通り『体力がないと客室乗務員(CA)にはなれない?』について
お話したいと思います。

国際線は長時間勝負


国際線を運航している日系航空会社に勤務している場合、(会社にもよりますが)基本的には国内線と国際線どちらにも乗務しなければなりません。

離着陸の回数が多い国内線ももちろん体力が必要なのですが、
個人的にはやはり、担当するクラスのマニュアルやメニューを読み込み頭に入れた上でお食事などをサーブし、フライト時間も長く、到着地との時差が発生する国際線の方が体力が必要になるかと思います。

フライト中充分に休憩時間が取れる路線もありますが、休憩が取れない、ましてやお化粧室に行く時間もない場合もあります。

また、滞在を伴うフライトの場合、到着後は一部屋づつ振り分けられるホテルのお部屋で休息が取れますが、西海岸を3日間の間に往復する事も珍しくありません。

滞在先で、体調を壊し帰りのフライトに乗務が出来ないなんて事が起きたら大変。

飛行機の運航にはお客さまの数に対して乗務していなければならない客室乗務員(CA)の数が決まっていますので、最悪の場合、飛行機が運航出来ないなんて事も発生してしまう訳です。

したがって、出発前のブリーフィングや到着後に上位職は、同乗の客室乗務員(CA)の体調を確認する事が必須となっているのです。

さやかのセルフコントロール術


さやかも、客室乗務員になったばかりの頃はセルフコントロール術を身に付けていなかった為、仲間に迷惑を掛けてしまった痛い思い出もありますが、

自分の体調の変化に敏感になり、
風邪が流行る時期や季節の変わり目には、うがいや手洗いなど基本的な予防策に努める事。

体調が優れない時は無理をせず直ぐに専門の医師に診て頂く事、そして休日にはジムやヨガに行き汗を流す事。
これでだいぶ体力には自信が持てるようになりました。

華やかに見える客室乗務員(CA)のお仕事ですが、自分の体調管理に敏感になり身体に気を遣っている方が多いという事もこの職業ならではの特徴かも知れませんね。

もうすぐ3月。春らしく暖かい日が来るのが待ち遠しいです。

~空の上はいつも晴れ~客室乗務員さやかでした。

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