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2018年8月31日

客室乗務員(CA)さやか 機内で気を付ける事

皆さまこんにちは。
~雲の上はいつも晴れ~客室乗務員(CA)のさやかです。

 

関東はまだ暑さが厳しいですね。

 

体調などお崩しになっていませんか?

 

さやかの職場では繁忙期が過ぎ、そろそろ働いている皆の夏の疲れが出てくる頃かなという感じがしています。

 

ふとした時に忘れ物をしたり、やらなければならない事がすっと抜けてしまったり。

 

本来出来るはずの事で思わず失敗をしてしまうケアレスミスが多くなるのがこの時期です。

 

さやかも、何だか最近は出勤の際に身体が重く怠く感じて、疲れが取れてないなと実感する事が多いので、些細な事でミスをしないように、家を出る前と仕事中は一度やった事に漏れがないか自分で振り返ってダブルチェック

 

慌ただしくなってしまった時は、なおさら客観的な視点を持ち落ち着きを取り戻すようにしています。

 

 

客室乗務員(CA)の仕事は、自分がミスをしてしまうと、仲間はもちろん直接お客さまに迷惑が掛かってしまいます。

 

「毛布を持って来てと言われたのに忘れてしまった。」

 

「コーヒーにミルクと言われたのにミルクを忘れてしまった。」

 

それ位なら取り返しがつくから良いじゃない?という甘い気持ちで居ると、必ず次の大きなミスをしてしまいます。

 

アレルギーや宗教上の理由で特別食をご希望のお客さまに誤って普通食を提供してしまったら?

 

命を脅かす事態に発展してしまう事もあります。

 

機内サービスで使うサービスのカートを自分の操作ミスにより狭い機内で倒してしまったり、お客さまにぶつけてしまったら?

 

大変なお怪我をさせてしまう事もあるのです。

 

ましてや、安全に関するミスを犯してしまった時には、後悔しても後悔しきれない。

 

飛行機の運航が出来なくなってしまったり、取り返しのつかない事になってしまう事も。

 

ですので、さやかは大切な項目や自分の集中力が欠けてしまっている時は常にダブルチェック。気を引き締めて乗務にあたっています。

 

新人客室乗務員はラインに出て実際にお客さまに接するようになると、とにかく自分のやった事を先輩に確認してもらう『ダブルチェック』を根本に植え付けられます。

 

特別食を提供する前に先輩とダブルチェックをしてから、お客さまに提供する。

 

離陸、着陸前に機内のキッチンの全箇所の留め具を止め、自分で一度チェックしてからもう一度先輩に全箇所の留め具をチェックして貰う。

 

機内で、ダブルチェックをしている項目を挙げたらキリがない位です。

 

手間と言えば手間かも知れませんが、その手間を惜しまない様に、確認を依頼する側も確認をする側も一度自分の手を止めてきちんとダブルチェックをするという基本を機内では皆で徹底するようにしています。

 

 

さて、先日プライベートで国内線に乗る機会があったのですが、機内でWi-Fiが使えるのは本当に便利ですね。

 

さやかが乗ったその日のフライトは天候を理由に随分と遅延して到着したのですが、機内でWi-Fiを使う事が出来たので、到着地の友人に連絡を取る事が出来たり、事前に交通機関を調べる事が出来たりと大変助かりました。

 

機内Wi-Fiの有無はフライトの航空券の値段やスケジュールに次いで多くの人が飛行機選びの決め手になると答えているそうですよ。利用した事があるという方も多いのではないでしょうか。

 

 

そろそろ8月も終わり。

 

秋の気配が聞こえ始めるのでしょうか?

 

〜雲の上はいつも晴れ〜
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