現役CAのブログ

2021年8月27日

CAツバキ CAの給与事情

皆さまこんにちは☆

いつも太陽のように元気いっぱいツバキです♡

 

先日ネットニュースで面白い記事を読みました!!

 

それは「ANA vs JALの平均年収」

 

その記事によると過去9年間の比較ではJALの6勝ANAの3勝だそうです。

 

平均年収の情報は上場企業が提出している有価証券報告書から取得できるようで、以下はその推移です。

 

JALANAの過去10年間の平均年収の推移

 

 年    JAL     ANA
2021年 6,784,000円 5,637,000円
2020年 8,393,000円 7,365,000円
2019年 8,275,000円 7,766,000円
2018年 8,667,000円 7,616,000円
2017年 8,594,000円 8,184,000円
2016年 7,605,000円 8,536,000円
2015年 7,355,000円 7,896,000円
2014年 6,897,000円 6,848,000円
2013年 6,719,000円 7,390,000円
2012年        7,672,000円
2011年        7,520,000円
(出典:JALとANAの有価証券報告書)

 

私たちCAからしたらANAの方がお給料いいと思っていたので驚きましたー!

 

ただ、部署によって異なるので、部署ごとにみたら違うのかも知れませんね。

 

ANAJALに勤めている友人たちに聞いたところ「社内格差はひどい。コロナになってそれが露見されている。パイロットと総合職は優遇され過ぎ!」と言ってたので、どちらもCAにはツラい時代なのかも知れません。

 

CAのお給料はこんな感じで、だいたいどこの会社も同じ感じです。

 

基本給 (皆さんが思っている相場より低いですw)
基本給に下記のものが加算されていきます。

フライト手当 (フライト時間の時給、例:¥1,100/時間)

長時間勤務手当 (10時間以上のフライトに支払われる)

役職手当 (チーフパーサー、パーサーなどの責任者に支払われる)

ステイ滞在費

その他 消耗品手当、時間外労働手当 等

 

例えば80時間フライトで、ニューヨーク1往復、国内線の宿泊2泊、その他日帰り乗務だったとすると

 

基本給(15万円)+フライト手当(¥1,100×80時間)+ステイ滞在費(ニューヨーク¥7,000、国内¥5,000×2泊)
合計 ¥250,000

 

が支給されるわけです。

 

手取りはそこから税金や社会保険料が引かれた額なんですけどねw

 

飛べば飛んだだけお給料が増えていくのをお分かり頂けたのではないかと思います。

 

なので、このコロナでフライトできない状況だと、ほぼ基本給だけで、稼げないのでCAはコロナ貧乏でも、みんな前向きにお客様の為に日々笑顔で頑張っているんです!!

 

ねっ♡CAってすごいでしょ(*´▽`*)

 

 

先ほど、社内格差がひどいとお伝えしましたが、やはりお給料が断トツいいのはパイロット!!

 

パイロットはCA同様フライト時間に応じて手当てが加算されていきます。

 

しかし、彼は国家資格保持者!!

 

基本給がめちゃめちゃ高い。その上、飛んでも飛ばなくてもフライト手当が50時間分は保証されているので、コロナになってもそんなにお給料減ってません。

 

友人のパイロットから、「年収2000万円とかまで減って少なくなった」って話を聞いたときには、ツバキは悲しくなりました。

 

パイロットの次に優遇されているのは、総合職です。

 

入社10年目程だと手取りにして35ー40万円程ありますが、この金額はベテランCAが体調崩すほど働いてもらえる給料とほぼ同額です。

 

総合職は基本給が高いだけにコロナで会社の収入が減ってもお給料は減らない素晴らしい部署でした。

 

やはり手当で生きているCAはフライト時間によってお給料の上下があるので、安定しているとは言えませんが、お給料以外のところでそれを補える魅力があります。

 

海外に行ける。海外スーパーでお買い物できる。コロナじゃなければ観光客だってできる☆

 

 

早くフライトが回復してくれるのをまつばかりです。

 

だってすごく夢があって楽しい職業なんですもん!!

 

皆さんもCAさんみたら労ってあげてくださいねw

 

いつも太陽のように元気いっぱい
客室乗務員(CA)ツバキでした。

 

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