GWは手荷物と印象、両方上げていきましょう！
まもなくゴールデンウィーク！
バリバリ働く皆さまは、気分転換に旅行をする方もいらっしゃるのでは？
環境が変わり、海外出張が増える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんなGWの満席便で、私たちCAが一番神経と体力を使う「搭乗中の手荷物収納」での印象UP術をお伝えします。
改めまして皆さまこんにちは！
大手日系航空会社で現役CAをしています、はるかです。
（詳しく書けないですが、就職で上京した田舎っ子です。）
現役だからこそ伝えたいCA心理や日々のフライトでお会いする素敵なお客様についてお伝えします。
私はどちらかというと論理的思考よりも感覚派なので上手く表現できないことがあるかもしれません…！
ですが、だからこそ女性目線の気持ちや想いを表現できると思っています。
温かい目で見守ってくださると嬉しいです。
ゴールデンウィーク、皆さまにとっては念願のお休みですが、エアライン業界にとっては稼ぎどきのため、ほぼ働いています。
ですが、それは構わないのです。
そういう世界に自ら足を踏み入れたので文句は…少ししか言いません。
（少しは言います！女性はわがままなので！笑）
この満席時、一番頭と筋力を使うシーンが搭乗中の手荷物収納です。
お察しの通り、お手荷物が収納できないと飛行機は出発できません。
そして残念ながら予備の収納スペースなどもありません。
【上の物入れ】もしくは【一つ前の座席下】
この2つの空間でどうにかしないといけないのです…、とても辛い…。
（そのため手荷物持ち込みサイズや数もルール化されています。）
満席ですと、どうしても持ち込み手荷物が多くなってしまいます。
・予想できない手荷物数
・制限のあるスペース
・迫り来る出発時間
この【終わりが見えない】ストレスが私たちCAの心をむしばみます。
ここで「手荷物収納を助けてくれるヒーロー、味方」がいてくださると、一気に心が救われます。
ちなみにそのヒーローは
【重い手荷物を移動するCAさんに、手を差し伸べる人】
ではなく
【そもそも、そういうシーンを作らせない心遣いができる人】
です。
要するに「上手に収納してほしい」という本音を理解している人です。
さらに感情的に言うと
「いい大人なんだから、自分が持ってきた荷物くらい自分で収納してー！収納スペースがない？自分で探しなさーい！」です笑
さらにさらに感情的に言うと
「言わなくても察しろーーー！！！」です笑
皆さま、キャリーケースや大きな手荷物は上の物入れに入れますよね。
この時に
・どれだけ多くの荷物を収納できるか
・そのためには僕はどのように収納するか
を考え、実践してくださる方はとてもありがたく好印象です。
例えば、キャリーケースを収納する際、物入れの構造によっては縦積みが可能です。
（本棚のように細く縦に収納できます。）
この時「これ縦に収納できるかな。試してみよう。」と考え
→キャリーケースを上の物入れに「縦向き」に入れる
→本当に閉まるか実際に物入れを閉じてみる
→閉まることを確認
→物入れを再度開ける
このようなシーンを見ると「素敵だなぁ。優しいなぁ。」と感じます。
そこで5秒ほど列が滞ったとしても、「縦向き収納可能」と、他のお客様にも視覚で伝わるので、その後も全て縦に入れてくださり、結果スムーズに終えます。
横置きだと2つしか入らなかったものが、縦置きだと4つ入ることも。
2倍の収納率…
ご自身のお部屋に置き換えて想像してください…最高ですよね！
例えば、小さな手荷物であれば座席下にも収納できます。
・揺れがあっても手荷物が跳ね上がらない
・緊急脱出時に通路の妨げにならない
この2点がクリアになっていれば100点満点です。
さらに言うと私たちCAにとっては、座席下に入れてくださると、その分、上の物入れスペースに余裕ができるので大変ありがたいです。
ここで、どう考えても座席下に収まっていないにも関わらず
「これ以上入らないので、仕方なくないですか？」
「うまく収納できてないけど、CAさんに言われたら収納しよ。」
この考え方は即効イメージダウンです。
潔く諦めて上の物入れに収納してください笑
ルールに則って正しく収納してくれるだけでなく、他の方も収納できるようスペースを有効活用してくれる、こういうシーンは大変ありがたくCAの目にとまります。
「自分にも他人にも心地良い環境を作れる人」にキュンとしますので、GWで飛行機に乗る際はぜひトライして、CAを助けてあげてください。
そのようなちょっとした良い人活動が、皆さまの魅力をぐんと引き上げます！
現役CAはるかでした。
最後まで目を通していただきとても嬉しいです。
ありがとうございました。
客室乗務員の私達と同じ目線で手荷物収納をしてくださる方は
【CAプレミアム】の公式サイトをご覧くださいね。
