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2017年8月23日

客室乗務員(CA)の本来の役割とは?

こんにちは。
客室乗務員(CA)のさやかです。
8月も、まもなく終わりですね。
毎年さやかの夏はあっと言う間に過ぎて行ってしまいます。今年もあっと言う間でした。
皆様は、どんな夏をお過ごしになりましたか?素敵な夏の思い出が増えていたとしたならば、さやかも嬉しいです。

さて。
夏休みの機内はと言うと、ご想像の通りご家族でお乗り頂く方が多いので、お子様も多く搭乗されます。

また、普段あまり飛行機で移動なさらない方が帰省などでお乗りになる事も多いので、客室乗務員(CA)はより一層、安全に対して意識を働かせます。

恐らく、皆様が客室乗務員(CA)に対して抱いているイメージは「サービス要員」のイメージの方が強いかと思いますが、実際には保安要員としての役割が非常に大きいと思います。
入社後の新人訓練の時から、保安要員としての知識をみっちりと詰め込みます。


「保安要員になるのは、緊急時だけでしょう?」と思われるかも知れませんが

 

答えは「NO」

 

普段の乗務でも私たちは「常に」機内での「安全」を意識しています。

まず、機内では突然の揺れに遭遇する可能性があるので、お客さまがシートベルトを締めているのかを常に見ています。

また、機内の設備(座席周りやお化粧室など)でお客さまが怪我をしないように、一言プラスのお声掛けをしたり。

熱いお飲み物を提供する際に火傷をしないように置く場所に気を付けたり。

狭い通路をカートが通る際に、お客さまのお身体に触れないように注意を払ったり。
(※当たり前ですが、カートが脚にぶつかると相当痛いです。痣になります。)

などなど。
あげるとキリがないくらい。

離陸や着陸の際も、ただニコニコと座っているだけに見えるかも知れませんが、異臭や普段と違う音がしたり、機内にいつもと違う事はないか?など、離着陸時は特に緊張感を持って乗務にあたっています。

ですので、皆さまは機内で安心して過ごして下さいね。

久々の更新になってしまいましたが、また定期的に更新致しますので引き続きご愛読お願い致します。

〜雲の上はいつも晴れ〜
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